がんの治療をしていてな治らない子がいますと、長い間、落ち込みます。
他の獣医師は、みんな治せないから、と思っているかもしれない。でも、私は、もふもちゃんに治って欲しいと思って、臨床をしているわけです。
がんの子にも「何でも好きなものをあげてください」という獣医師もいるのは、知っています。もふもちゃんが好きなものを食べて元気でいてくれるなら「好きなもの」を与えてくださいね、というけれど、そう簡単なことじゃないことが、人間のがんの研究会に行けなわかります。
の会員になっています。
獣医師は、たぶん私だけだと思います。他は、京大のドクターを中心とするお医者さんのグループです。
がんは、代謝疾患なので、そこから治していこうという考えのもとになっています。
そのためには、
以下にも書いていますが、食事を変えることです。
■がん がんといわれたら、まず食事を変えてね。 #丸山ワクチン #がん#アルカリ性食品
人間の方に勉強に行くのは、人間も動物なので、治療法はよく似ているのでは、ないかという考え方です。
「ワン ヘルス One Health : 健康はひとつ」という考え方です。
「ズービキティ(Zoobiquity)」といい、訳語は「汎動物学」といわれています。
人間と動物の医師もお互いに手を取り合おうという試みが、今アメリカを中心に始まっています。
獣医界で、がんが治っていくと、もっと医学部と獣医学部が共同しやっていくようになるのでしょう。
人間の病気で知られているリストカットなどの自傷行為は、動物でもあります。
1、猫が必要以上に毛を舐めて抜く。
2、犬がオッポをおいかけ回す。
このような病気の原因は、人間のリストカットである自傷行為とほぼ同じなのです。
人間だけと思われている疾患が、動物にもあるのは事実です。そんなことから、人間界の勉強会に参加して、もふもちゃんの疾患が治るように勉強をしています。
人間と動物の病気を一緒にみる : 医療を変える汎動物学の発想
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Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし