土曜日の朝に、こんにちわ。

しばしば幼児虐待の事件が明るみに出るが、どうして何度も繰り返されるだけで未然に防げないのでしょう。 法律や制度の壁があるのなら変えられないのでしょうか。 局長です。

――― さて、最近ではお馴染みになりつつあるが、“少し前の週末” のお話。

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春のぽかぽか陽気に、窓を全開にしていた我が家のリビングでは、猫たちが外を眺めたりお昼寝したりと思い思いに過ごしていた。

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寿喜に至っては、「寝ている」というより、床に体が吸い付いてしまったいるかのような姿だ。
体は痛くないのだろうか。

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それから小一時間ほどすると、今度はお昼ごはん用に出しておいた “ちゃぶ台” の上にポジションチェンジをしていた。

フローリングよりも一段高い場所へ移動した理由は不明。

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硬くて体が痛くなってしまったのか、それとも底冷えして寒くなってしまったのか。
前者であれば、何も解決にはなっていないが。

その近くで真熊は何やら楽しそうな顔をしている。

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まったりしている猫たちを理不尽に襲撃しようかと目論んでの笑顔なのだろうか。
とにかく悪巧みをしているのは間違いなさそうだ。

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さらに30分が経過すると、ちゃぶ台上の猫が入れ替わっていた。

互いのごはんを阿吽の呼吸で無言のままに、且つ同じタイミングで交換する二匹だけに、“寝床” まで暗黙のシェアを行ったのだろうか。

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ちゃぶ台もフローリングも、硬さ的にも素材感的にも何一つ変わらないと思うのだが、どうも猫たちには人間では気付けないような小さな魅力を感じ取る能力があるらしい。

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別の日、今度はにいながベランダの柵をすり抜けて、梅の木に埋もれていた。
俺から隠れているつもりなのだろうか。

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いや、どうやら梅の枝や葉を「孫の手」代わりにして、首回りをかいているらしい。

未成熟の梅の実や種子は猫にとって有毒なので、ちょっとばかりヒヤッとしたが、猫草の代わりにしているわけではないらしい。

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しばらくそれを繰り返すと、気が済んだらしく出てきた。
ひょっとして、梅の匂いでもまといたかったのだろうか。

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ひと仕事やり終えたような貫録を見せながらベランダに戻ってくるにいな。
別に大したことは何一つしていないのだが。

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すると、そこへ寿喜が。
充実感に満ち溢れた様子のにいなが気になるらしい。

そして、すぐさま ―――

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同じことをしてみる。

にいなのすることは、とりあえず何でも真似したいらしい。
生粋の弟気質なのだが、にいなからは認めてもらえていない・・・・・

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でも、見ている分には面白い関係性。

【今日の一言】

幼児虐待の疑惑がある家庭に踏み込めないのなら、大急ぎで法改正をすべきなのに。
 

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Source: 熊猫犬日記