12月3日、「動物医療とヒト医療の近未来」でパピローマウイルスや疣贅についての講義がありました。

上の写真は、金沢大学の鈴木信孝先生のスライドです。

疣贅にハトムギが効いたという講義でした。

 

コスメに詳しい人なら、ハトムギの化粧品などで、ハトムギの存在をご存知だと思います。

 

ハトムギは、人の方では、

1、美白

2、赤みが薄れる

3、黒ずみが薄くなる。

 

などがよく知らせています。

 

 

このハトムギのエキスは、動物では、

 

1、マイボーム腺腫

2、パピローマウイルスによるイボ

3、シニアの子のイボ

4、アトピー性皮膚炎

5、猫の口内炎

 

に効くとされています。

 

ハトムギの成り立ちは

1、実

2、殻

3、薄皮

4、渋皮

 

などで出来ていますが、実より、殻の部分に、抗腫瘍作用、抗ウイルス作用があることが、わかっているので、全粒粉で与えてくださいね。

(適用)

1、シニアなので手術しにくい。

2、難治性のアトピー性皮膚炎

3、色素沈着

 

サプリメントなので、1カ月はしないと効果がわかりにくいです。

 

じっくりカラダに優しい治療を目指しています。

 

 

 

Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし