私たちの病院は、がん専門病院のように毎日、がんの子を診察させてもらっています。

 

同じ治療をしても治る子と治らない子が出てきます。

それは、免疫系がちゃんと動かないから、といわれています。

愛犬・愛猫がちゃんと免疫が動かないね、では済まされないことです。

いろいろとな要因があるのでしょうが、ひとつは、カラダが酸性に傾くことに大きな原因があるのです。

 

がん細胞は、

1、酸性環境がとても好きです。

2、酸性になると活発になり、転移や増殖をします。

 

反対に

1、がん細胞は、アルカリ性が嫌いです。

2、アルカリ性になると、転移がしにくくなります。

3、がんの成長を阻害できます。

つまり、体内のPHを7,5にするといいことがわかっています。

この治療法を重曹療法といいます。

1、食べものをアルカリ性食品
2、重炭酸ナトウムの点滴
3、重炭酸ナトウムの内服

などをしながら、
1、丸山ワクチン
2、ICG-lipo
3、糖の抑制
4、炎症を抑える

などをすれば、がん細胞は地位さくしくなっていきます。
これらのひとつでもかければ、治療効果が薄くなります。

かかりつけい医と猫さま、ワンコさまの体内の様子を調べながらじっくりがんの治療をしましよう。

Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし