がんの子を多く診察しています。
がん細胞とは、何かを知っていただくことで、より治療効果が上ると思っています。
実際、がんが寛解している子の飼い主さんは、意識が高く、何故、免疫誘導でがんが寛解するのかをよく勉強されています。1時間のプレゼンなどもすぐに出来るぐらい知識を持っていらっしゃる方が、ほとんどです。
難しい本を紐解くのもひとつですが、簡単に書いてあるところから、知識を増やして学術の方を読まれた方が、よくわかると思いますので、「はたらく細胞 人体のふしぎ図鑑」を紹介させてもらっているわけです。
この本の後ろを見ると、
医学監修 医学博士 原田知幸とあるので、原田先生が、しっかり監修をされているので、医学的に間違えはないわけです。
本書では、
がん細胞の3つの性質
がん細胞は、
*増殖
*浸潤
*転移
という性質を持っています。がん細胞が少なければ、免疫細胞たちが退治できます。
ICGリポは、免疫誘導の治療なので、
*lこの注射
*レーザー
をやれば、大丈夫だといいのですが、がん細胞が、多いと免疫細胞だけでは足りないので、他の治療も並行してやらないといけないのです。
他の治療とは、
*食事療法
*高濃度ビタミンC点滴
*インタードック
*インタードック
*丸山ワクチン
*サプリメント
などをするわけです。
その子の免疫細胞がどれぐらいちゃんと働けるのかによって違うので、オーダーメイドの治療にどうしてもなります。
免疫誘導の治療の面白いところは、免疫細胞にとって、WHITEの環境だと勝手に治っていくことです。
Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし