がんの子は、『温活』をすれば、免疫力が上がるといわれています。
病院では、温活をおすすめしています。
「温めたら、吐き増した」といわれました。
今日は、温活の仕方を詳しく説明しましよう。
(温活の仕方)
1、足湯
前足と後ろ足を温める。
湯につけるか、肉球などをホカロンで温める。
2、肝臓付近を温める
腹部の上の方にあります。(上記のイラストで、赤い部分、Liverと書いてあるとこが肝臓です)
肋骨の下辺りです。
注意:肝臓を温めるときは、左側から。
右側は、胃があるので、吐く原因になります。
:食後2、3時間後 胃に食べ物がなくなってから。
3、服を着せる。
4、寝床にホットカーペットをひいてあげる。(低温やけどには、気をつけてね)
5、散歩のとき、マフラーをする。
温めるのは、食前や食後ではなく、食後2,3時間経ってからにしましようね。
シニアになると、胃である平滑筋の戻りが悪いので、食後、2、3時間はゆっくりさせてあげた方がいいですので。
上記のことを気をつけて、この冬を乗り切っていただけると、元気な冬を乗り過ごすことが出来ますね。獣医学的、知識をしっかり持って、温活をしてあげると心地よい冬を猫さま、ワンコさまは暮らせるようになります。
Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし