猫さまの腎不全は、シニアになれば、珍しい病気ではありません。

 

初期の段階で見つけて、そのステージにあった治療をしていくと、ゆっくりすすんでくれます。

 

慢性腎不全になれば炎症と繊維化するという問題が起きてきます。

 

それを阻止する薬は、最近発売されたラプロスです。

 

(ラプロスの作用)

 

1、抗血小板作用

2、血管拡張作用  

 特異的に

   1、冠動脈

   2、腸間膜動脈

   3、腎動脈

  に効く。

3、平滑筋弛緩作用

4、血液粘調度低下作用

5、炎症性サイトカインの抑制

6、腹部の血液量の増加

 

 

などっが知られています。

このようなことから、猫さまの慢性腎不全で長生きしてもらうと思うと、ラプロスも内服していただいた方がいいですね。

 

Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし