がんの子を多く治療をしています。
転院の子が多いですね。
「数年前にがんになって、手術したけれど、またがんになりました」
というもふもちゃんもいます。
それは、そうでしょうね。
がんは、代謝疾患なので、『がんに負けないカラダ』を作って、再発しないようにしておかないと、またがんになりますね。
がんを手術でとったからといっても、科学的データーに基づいた食事療法における体質改善をしないと、再発する例は多いですね。
以下にも代謝疾患について書いています。
■がん 何を食べてもいいの?酵素、ミネラル、ビタミン不足? #がん#酵素#ミネラル#分子栄養学
このブログで書いていますように、専門医にかかって体質改善をして『がんに負けないカラダ』に変えてあげてくださいね。
これは、飼い主さんが主にすることです。
1、食事療法
2、サプリメント療法
になります。
それ以外にも もふもふ界でも『がんワクチン』が出来ます。
ちょっと難しい話になりますが、話題のオプジーポの話から。
人間の方で、いま話題の「免疫チェックポイント阻害剤が劇的に効く」ということです。
「免疫チェックポイント阻害剤」といってもピンとこないかもしれませんが、
・オプジーボ(抗PD-1抗体)
といえば、知っている人も多いのではないでしょうか?
月に数1百万円の治療費がかかり、年間にすると数千万円がかかると、高価な薬です。
(人間用で、もふもふちゃんにも効きません、あくまでも人間用です)
このような薬を使う戦略を『アクセル オン/ブレーキ オフ』といいます。
1、がん細胞から作った『がんワクチン』で体内の免疫細胞を刺激し、キラーリンパ球を増やす(アクセルをオンにする)
、
2、頃合いを見計らって、キラーリンパ球の働きを邪魔しているブレーキ(免疫チェックポイント分子)を「免疫チェックポイント阻害剤・オプジーボ」ではずす
(ブレーキをオフにする)、
ブレーキをはずすだけで、がんをもっと殺すようにと免疫反応を強く刺激する「アクセルを踏む」
のが『がんワクチン』です。
のが『がんワクチン』です。
人間用にまだ、『免疫チェクポイント阻害剤』がないのですが、『がんワクチン』でアクセルを踏みことができます。
(まとめ)
飼い主さんが出来ることは、がんにもふもちゃんがなったら、
1、「がんに負けなkカラダ」に体質改善
2、がんの手術をしたら「がん細胞」をホルモン保存して、「がんワクチン」を作ってもらう。
3、丸山ワクチンで自然免疫誘導をする。
以下に丸山ワクチンが何故、がんに効くのかも書いています。
このようにして、再発しないようにしてあげましようね。
Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし