↑口腔内メラノーマ
私たちの病院では、がんの子が来られるいつも食べている食事を持ってきていただいています。
それは、がんになると、カラダが酸化するからです。
がん細胞はの中はアルカル性ですが、外にセッセと酸を放出して、がん細胞の周りを酸性にしようとするからです。
それなのに、飼い主さんが、セッセと酸性の食べ物を与えていると、がん細胞は増殖するのは、納得いただけると思います。
がんを作ってしまったカラダを「がんになりにくいカラダ」に変えないといけないのです。
カラダをアルカル性にすることで、がん細胞は、居心地が悪くなるので、転移や増殖をしにくくなるのです。
がんの代謝、栄養学からいえれば、
「なんでも食べていい、好きなものを与えてください」という病院にかかっているようでは、なかなか治らない、がんが小さくならないと考えています。
それで、
1、尿のPH
2、血液検査でTP、ALB、Htなど(犬ならCRP)
をチエックしていくと、がん細胞が転移、増殖などが抑えられることが、わかっています。
そのような研究をされているのが、和田洋巳先生がされている
「一般社団法人 日本がんと炎症 代謝研究会」です。
現在、がんのみを選択的に殺す(なくす)方法はありません。がんの増殖を抑えつつ、静かに落ち着かせる必要がありますが、そのためには患者さんの「からだ力」を高めることが非常に大切です。「からだ力」とは、がんにならないための「免疫力」といえます。
というのが、この研究会の考えです。
サツマイモとジャガイモは、どちらも酸性食品と考えがちですが、サツマイモはアルカリ性食品です。
意外なのは、金時豆とグリーンピースは酸性食品
大豆、小豆はアルカリ性食品。
私はラッキーにオヤツにいつもプチトマトを与えています。もちろんトマトはアルカリ性食品です。
飼い主さんが与えているもので、カラダは出来ているので、がんのリスクを減らしてあげましようね。
Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし