がんになると、
1、貧血する
2、低タンパク質
3、低アルブミン
になります。
それで、乳製品をあげて、タンパク質を補いたいと思いますね。
それは、正しいのでしょうか?
がんになれば、牛乳、バター、チーズ、ヨーグルトなどはやめておいてくださいね。
それは、『mTOR』
という物質が関係してくるからです。
・mTORは、日本ではエムトールと呼ばれることもあるが、正しくはエムトアと読む。
・哺乳類などの動物で細胞内シグナル伝達に関与するタンパク質
・細胞の分裂や生存の調節をしている。
・mechanistic target of rapamycinの略
がん細胞では、このmTOMが活発に動くのでがんが増殖するのです。
このmTORが、活発にするのが、
1、インスリン
2、IGF-1(insulin like growth factor-1)
1、インスリン
食べ物を食べると血糖があがりますね。甘いものカロリーの高いもの、GIの高いものか危険な のは、mTORにも関係してくるのです。
2、IGF-1
これは、乳製品に多く含まれています。多く乳製品を取るとこのmTOMを活性させるので、よくないのです。
どんな猫さま、ワンコさまに牛乳などの乳製品がよくないわけではなく、
1、がんになった子
は、食べさるのをやめてください。
(個人的には、シニアのワンコさま 猫さまは、あまり乳製品を与えない方がいいと考えています。それは、このmTORを活性されるからです。)
Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし