高齢のワンコさまの飼い主さんからです
「イボから出血してきて、大きくなってきました。
全身麻酔をかけて取った方がいいといわれました。
他に方法はありませんか?」
という質問をいただきました。
15歳以上になり、何か他の疾患
1、心臓病
2、腎臓病
3、肝臓病
などを持っていると、なかなか全身麻酔をかけにくいですね。
その場合は、
1、局所麻酔
2、レーザー蒸散
という方法もあります。
ただ、この方法は、ある程度、大人しく子でないと、難しいということもあります。
それと、目の周り、口の中だと局所麻酔だけでは、無理なこともありますので、全ての猫さま、ワンコさまに出来るわけではないので、そのあたりのことはかかりつけ医とご相談くだいませ。
3、ハトムギのサプリメント
も効果あります。上皮系の腫瘍には効果がありますので。
腫瘍は、抗生剤だけではなかなか効果ができませんね。
シニアになるとイボが出来やすくなります。その場合はアルカリ性食品で、カラダの中をアルカリ性に変えてあげてね。
なかなかアルカリ性にならない場合は、
○重曹療法
なども出来ます。
シニアの猫さま、ワンコさま、心安らな時間を送っていただきたいですね。
Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし