↑口腔内メラノーマ

 

人のがんは、6分の1は、「慢性炎症」が直接な影響だといわれています。

 

たとえば、

胃がん ➡ ピロリ菌

肺がん ➡  アスベスト、タバコの煙

直腸がん ➡ 腸の炎症の病気

子宮頚部がん ➡ ヒトパピローマウイルス

などがわかっています。

傷などの炎症治癒で。
1、サイトカイン
2、プロスタグランジン
3、その他

などの炎症因子が多量に出ます。

これらの物質は、簡単にいえば、細胞が成長するのに「化学肥料」のような働きをします。
つまりがんの増殖を引き起こすしやすくなる。がん細胞は、これらの物質を使って、血液の流れに沿って、植民地を作るために遠征に出ます。これが転移です。

口腔内メラノーマの子を治療させていただいていますが、

(口腔内メラノーマになりやすい子)
1、歯磨きをしたことがない。
2、歯石を取ってもらっても、すぐに歯周病になる子

臨床家としての感じます。

うちのワンコさま 猫さまを口腔内の腫瘍にさせないためには、
1、歯磨きをする。
2、歯石を取ってもらう
3、半年に1度ぐらいは、獣医師に歯のケアを見てもらう。
4、サプリメントを使う。
5、ハチミツアレルギーのない成犬、成猫には、マヌカハニー

などをしながら、口腔内のケアをして、慢性炎症のないカラダにしてあげましようね。

慢性炎症を防ぐことで、がんになりにくいカラダになります。

 

 

 

Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし