↑これらの写真は、以下のサイトからいただいています。

 

https://research-er.jp/articles/view/82069

 

私たちの病院で食事療法をされている人は、ほぼ納豆を食べられています。体を酸化させないために、発酵食品である納豆のタンパク質として取ってもらっているわけです。

 

 

神戸大学の研究の結果

 

納豆、青カビチーズ、酒粕などに多く含まれるジペプチドLeu-Hisを食べると

脳内炎症に関わるミクログリアを抑制することわかってきました。

 

 

うつの患者さんは、脳内で炎症担当細胞であるミクログリアが活性化していて、炎症性サイトカインをたくさん出すようです。

この脳の炎症を抑えるペプチドは、納豆、酒粕、青カビチーズにあるので、それらを日常の食事で補っておくといいのです。

 
 
●飼い主さんの出来ること

*シニアの子は、脳炎などになりやい。

*シニアになれば、毎日、納豆か甘酒を与えるといい。

 (チーズは、シニアの子には、NGの食べ物なのでね。)

 

私たちは、食べ物で炎症の少ない体を目指しています。

 

参考文献

 

  • “Leucine–histidine dipeptide attenuates microglial activation and emotional disturbances induced by brain inflammation and repeated social defeat stress”
  • 著者
    Yasuhisa Ano, Masahiro Kita, Shiho Kitaoka & Tomoyuki Furuyashiki
  • 掲載誌
    Nutrients (ニュートリエンツ)

 

 
 

Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし