写真は、以下のサイトからいただいています。
https://vaience.com/medical-science/20190911-artificial-blood-develop/
私たちは、がんのもふもふちゃんを多く診察しています。
がんになると
*がん細胞が新生血管を作る。
*貧血になる子が多い
そんな場合は、輸血出来れば、と考えます。
動物の場合は、輸血用の血がないので、献血犬や猫を探さないといけません。
今回、防衛医科大学などの研究チームが人工血液の開発に成功し、ウサギでの動物実験にも成功しました。
人工血液の開発の歴史は長く、1960年代から続けられていたものの、今まで血液の役割を代用する液体は開発されていなかったようです。
常温で1年間保管できるようです。
この人工血液の成分。
・人工の血小板
・人工の赤血球
これを入れると
・止血作用
・酸素を運ぶ作用
これらの作用から、出血死を防ぐことができます。
動物用も早く発売されることを望んでいます。
Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし