嘘のような事ってあるのですね
私はまた 見えないチカラに
助けられました!

先日 保健所から保護した白い犬、
「やべー 犬の行き場がない…」
と仕事も手につかず モヤモヤしていたら
小山町多頭飼育現場出身の熊太郎君の
ご家族が
名乗りをあげてくださいました


熊太郎君、初夏の頃
老衰で亡くなったそうです
それからGO!保護犬GOのイベントに
ご家族で来てくださって
『うちに合う子がいたら…』
なんてお話をしていたんです
小山町多頭現場の小山っ子
人に甘えることを全く知らなかったクマ君と
一緒に寝ていたんですって
先日には
「保健所の犬を助けてくれている団体さんがあり、譲渡会もやっている。 
見て選べるからそちらで迎えられてはいかがですか。」
そんなやり取りもありました。
『どうしてもGO!さんから迎えたくて、もうハーネスや首輪も買ってあるんです!
「ええっ?!」
そんな事ってあるの?!
熊太郎君は、白い和犬でした
ベタベタ甘える子ではなく(元 野犬なので?)
ご家族は全員で
できうる限りの愛を注ぎ
かけがえのない子になりました
「富士山麓で 棄てられていた犬がいます」
とお話させていただくと、
ママさんに ビビビ!
と来たんですね!
『その子、いいね!』
偶然にも御殿場市内のご家族!
これは 間違いなく何かの力で
助けられている!
ママさんに事情をお話しし
本日の退院の足で お引き渡しに向かうことに

犬を棄てた人間は美味しいものを食べていても
犬は狩りはできない
まだ痩せています
この白い犬は ルイ君 という素敵な名前がつきました
入院部屋から出てくると

「先生、この子この足でお引き渡しになったので、トイレさせてくださーい」
とお願いし、診察室から お外へ

チッチしなさい
と言うだけの 私ニヤリ

なんだかとっても良い子になる!
そんな確信を持ちました
その後も
なかなかチッチできず

見かねた先生が外に出て
リードを引いてみるも

出ず…

『もういいや』
で、私 あきらめ
お引き渡しに向かいました
保護活動を頑張っている数年の間に
御殿場市は開発が進んだのか
熊太郎君のお引き渡しから
5年
道に迷い、大きな通りまでお迎えに来ていただきました
ありがとうございました
もう消えてしまっていたと思われたご縁
ちゃんと 私と里親さんご家族
繋がっていたのですね
保健所の犬を保護し
ニッチもサッチもいかず困り果て
苦しい、誰か助けてほしい
と思っても おらず
(と書くところですが
きっと チラシを配ってくれている真の
応援者さんがいてくれるはず)
「ひびき、クロスケ、あっ君 助けて!」
すると ひびきからのメッセージ
『うまくいくよ、大丈夫だよ』
そして こんなすごいことが起きました
まるで横流し譲渡ですが
そんなことを言わせないほど
覚悟と根性と愛情のご家族なのです
次に ルイ君に会うときには
すっかり家庭犬になっていることでしょう
白い犬は ルイ君として
御殿場で幸せになります!
里親のS様、ありがとうございます
これからも よろしくお願いします
GO!保護犬GOではありません
保健所の犬を助けてくれたのは
里親さんです!
さあ、チラシを作らなきゃ!

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Source: GO!保護犬GO(猫も)~知る・見る・伝える→殺処分ゼロへ~