写真は以下のサイトから

https://www.sankei.com/life/photos/190823/lif1908230029-p1.html

 

 

オヤツのささみジャーキを食べて、亡くなったワンコさまがいます。

以下の記事です。

 

ご冥福をお祈りいたします。

今回はサルモネラ菌について。

身近にいる菌なので、飼い主さんが注意して、このようなことが起こらないようにしてあげね。

 

サルモネラ菌といえば、私たちの周りでは卵。

注意が必要です。

 

 

●選び方

* 卵はきれいで、ひび割れのない、新鮮なものを購入
*賞味期限などを必ず確認
*ひびのある卵は使わない。
 

●保存の仕方

*冷蔵庫はしっかり温度管理
 持ち帰った卵は、すぐに冷蔵庫に。( 卵の保管は、10℃以下が目安)

●調理方法。
*調理する場合は、中心温度75℃で1分間以上。

*出来れば、すぐに食べる。(2時間以内に食べる

 

  注意:  シニア、子猫、子犬、免疫機能が低下している子は、特に注意してね。

 

●何故、卵か?

*生卵は、サルモネラに汚染されていることがあります。生卵を触った手で洗わないと手について、それで料理をすると、サルモネラ菌入りの食事を作ることになります。

*卵や肉にさわったら、よく手を洗いましょう
*溶き卵を長時間放置していると細菌が増殖しますので、溶き卵を長期におかない。

●サルモネラ菌

*動物の腸などにいる細菌

*排泄物を介して肉や卵を汚染

*サルモネラ菌が増えた食品を食べると、激しい腹痛や下痢、発熱。

*低温や乾燥にはかなり強い。

*熱には弱く、加熱すると死んでしまいます。
*下痢が続くもふもふちゃんは、稀にサルモネラ菌を持っている可能性があり、難治性の下痢の子は、下痢パネルをしてもらってください。

 

まとめ

*生卵の殻に、サルモネラ菌がついえていることもあるので、卵を触ったら、よく手洗いを。

*難治性の下痢の子は、下痢パネルでサルモネラ菌のチェックを。

 

飼い主さんが、科学的に正しい知識を持っていることで、もふもふちゃんを事故から防ぐことが出来るので、勉強してくださいね。

 

Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし