肛門周囲腺腫瘍は、ほぼ良性の腫瘍です。
*肛門の周りに出来る。
*男の子に多い
*男性ホルモンと関係がある。
●一般的な治療の仕方
*肛門周囲の腫瘍を摘出
*去勢も一緒に
などが一般的です。
シニアになってなる疾患なので、麻酔がかけにくとかがあります。
今回、処置した子
*15歳
*心臓疾患がある。
などの理由から、麻酔がかけにくかったので、局所麻酔でレーザー蒸散しました。
↑処置前
↑処置1日後
↑処置1カ月後
綺麗に治っています。もちろんウンチも出ています。
治療方法は確立されているのですが、麻酔がかけにくいなどがあるとこのような方法で、治療がすることが出来る時代になりました。
レーザーが使えるようになり、小動物臨床も発展していますね。
Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし