私たちの病院では、がんのもふもふちゃんには、ネブライザーを使ってもらっています。
●何故か?
*がんの子は食欲旺盛がない子が多いので、傍らに置いておくだけでいい。
*薬を飲まさなくていい。
*呼吸することで、鼻から口から入る。
●ネブライザー(吸入器)とは
*吸入薬を霧状にし、直接気管支に届けるための器具
*吸入薬は経口薬よりも少ない量で大きな効果がある。
このような特徴があるので、雲南イチイを噴霧してもらっています。
雲南イチイについては、以下に書いています。
●がん治療でのネブライザー
*雲南イチイを吸入
*傍らにおいてもらう、出来れば密封してもられるといい。衣裳ケースに入れる。
*効果は、鼻や目の粘膜、呼吸することで、肺から血管に入りそして全身に回る。
このようなことを併用することで、がんの治療の効果が上がっています。
ネブライザーの注意点
毎日、使うものなので、消毒はきちんとしてくださいね。
●消毒方法
*24時間ごとに行う必要があります。
*65℃・5分間か70℃・1分間などの熱水に浸漬しておく。
*その後、よく乾燥。
*金属部分がないジェットネブライザーに対しては、0.02%(200ppm)次亜塩素酸ナトリウムへの1時間浸漬法
抗がん剤と手術以外でもこのような方法があることを知って欲しいと考えています。がんは、気長に体を変えて、寛解を目指してあげてくださいね。
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Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし