「もう10歳も過ぎているし、他の病院に行ったら、指も取るといわれたのですが」
といわれて、転院で来られました。
写真でおわかりのように、爪の付け根で、一般的なメスで切ると、血が出て処置の方法が難しいところです。そして、縫い合わすにしても、皮膚に余裕がありません。
でも、レーザーを使えば、すぐに終わります。
(治療方法)
1、血液検査
2、心電図
術前に、1、2をして。
3、沈静
4、レーザーで蒸散
3、4、は10分もかからないぐらいに終わります。
写真は、処置後です。
縫ったりしていないので、翌日、ワンコさまは、違和感もなく舐めたりもほとんどせず、普通に歩いています。
医学に進んで、その技術が猫さま、ワンコさまにも取り入れるようになり、いい時代になりました。
Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし