最近は、
1、スコテッシュフォールド
2、メインクーン
3、ベンガル
という猫さまは、そう珍しくなく診察に来られます。
そういう子に、先天的に血液凝固不全の子がいることが、わかっています。
1、VⅢ因子、ⅠV因子、XⅠ因子、XⅡ因子の欠乏
2、因子活性の阻害の影響
2、その他
これらの影響で、先天的に血が止まりにくい、急に血が出るなどがあります。
これらの猫さまを飼われている方は、念のために、
1、血液凝固系の検査
をされた方がいいです。
特に
1、抜歯
2、手術
するなどのときに注意です。
(日常生活では)
1、青たんが出来やすい
2、皮下点滴などをしたら、血が止まりにくい。
3、点状出血している
などがあるので、よく猫さま、ワンコさまの皮膚を観察してあげてね。
いまの獣医学では、猫さま、ワンコさまの凝固不全を事前に検査出来る時代になりました。
Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし