現在公開している2022年秋の預かり子猫・橙摩のエピソード。

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長い療養を経て聡明な少年猫になってくれました。
漫画なら主人公顔ですね。

さて、体調が整って里親探しをどうしようかと思ってたところに猫ボランティア仲間から「あるご夫婦が子猫のお迎えを検討してるんだけど子猫の話はないか」という打診がありました。
何というタイミング。
ここまでは普通のいいタイミングで来た話なんですが、これですごいなと思ったのはそのご夫婦(の奥様)と猫ボランティア仲間が会ったのは何かの集まりの一度きり、その際に猫の話で「もし猫の事で何かお困りでしたら連絡をください」と紙に連絡先を書いて渡しただけだったそう。

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その後に当時飼われてた猫を亡くして少し時間が経ち、子猫のお迎えを検討し始めて保護猫カフェなどを巡ったものの良いご縁がないままだったそうです。
そんな折、その奥様が「そういえばあの猫ボランティアの人の連絡先があったな」と思い出して探したところ何とか見つけることができて、連絡をして今回の話に繋がるという経緯だったとのこと。

その縁の細さというか繋がり方は、我が家の琥麦にも似ていますね。

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橙摩は保護の経緯も、長距離トラックの荷台に閉じ込められて絶食状態だったという所から始まりました。それはもう本当にしんどい時間だったでしょうけど、その経緯ですら縁を繋ぐ旅だったということですね。

橙摩の2年先輩の柄のよく似たみうちゃんも、炎天下に紙袋に入れて捨てられてたという出自から、現在は一大保護猫ファミリーの重鎮の座にいるようです。これもまた縁。

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やいやいトマ坊、しあわせになるやい。

暁璘と時雉が直接絡んだ稀有な存在の橙摩。
旅の終わりはもう直ぐです。

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Source: ねこかます