最近の日本では、猫さま ワンコさまは、がんになる子は、多くいます。

何故、うちの子が、と思うることでしょう。

 

「何でも食べさせてあげてもいい」好きなものをあげてください」と

獣医師は、優しい声でいうかもしれません。

 

本当でしょうか?

 

『ANTICANCER RESEA』37:5141-5145

 Effect of an Alkaline Diet on EGFR-TKI Therapy in EGFR Mutation-positive NSCLC

という論文に、『日本がんと炎症 代謝研究会』のボス和田洋巳先生が書かれています。

 

つまり、がんはアルカル性環境が嫌いなので、カラダをアルカル性に持っていくと

1、生存率も上がる。

2、がんの転移が防げる。

3、がんの大きくなりにくい。

 

などが人間の方ではわかっています。

 

猫さま ワンコさまは、人間と違って肉食なので、なかなかアルカル性にするのは難しいですが、

私たちの病院では、

 

1、尿のPHを見てアルカル性にすようにしています。

 

(治療法)

1、タンパク質を魚や植物にしてもらう。

2、野菜(玉ねぎ、ネギは除く)、キノコを与えてもらう。

3、重曹療法

4、ミサトール

5、梅真珠

6、高濃度ビタミンC点滴

 

 

などをしながら、尿のPHを7.5にするように試みます。

 

尿のPHが、8以上になると結石などが出来やすいので、アルカル性になりすぎるのもよくないのです。

 

がんを全て防ぐことは出来ないかもしれないけれど、カラダの方向性に向けるということは、大切な因子です。

 

(アルカル性のすることの問題点)

1、魚や植物性のタンパク質は、吸収が悪いので低アルブミンになる可能性がある。

   どうするか?

   血液検査を見ながら、低アルブミンになれば、

   1、アルブミン点滴

   2、アミノ酸点滴

   3、アミノ酸のサプリメント

 

などを補います。

 

カラダががんになりにくい環境ではないと、がんの完治、寛解は望めないと考えています。

 

 

   

Source: まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし